「副業をやりたいけど、いつも"やろうと思ってたのにできなかった"で終わる」「ToDoリストは作るけど、結局こなせない」――副業サラリーマンにとって、時間管理の失敗は最大の挫折ポイントです。
結論からお伝えすると、タスクリストではなく「タイムブロック」で時間を管理するだけで、副業の継続率は劇的に上がります。筆者自身、ToDoリストで副業を管理していた頃は何度も挫折しましたが、タイムブロックに切り替えてから10年間副業を継続し、年間7桁の収入を達成しました。この記事では、忙しいサラリーマンでも実践できる「週間タイムブロック」の具体的な設計法をすべて公開します。
タイムブロックとは?副業に最適な時間管理法
タイムブロックとは、1日のスケジュールをあらかじめ時間単位で区切り、「いつ・何をやるか」を事前に決めておく時間管理法のことです。GoogleカレンダーやNotionに「6:00〜7:00 副業」「20:00〜21:00 リサーチ」のように予定として書き込みます。
一般的なToDoリストとの違いは、「何をやるか」だけでなく「いつやるか」まで決める点です。ToDoリストは「やること」を並べるだけなので、「いつやるか」は自分の意志力に頼ることになります。タイムブロックなら、予定通りに動くだけで自動的に副業の時間が確保できます。
副業でToDoリストが失敗する3つの理由
副業でToDoリストが失敗する理由とは、タスク管理の方法そのものに構造的な弱点があるためです。筆者も副業を始めた当初はToDoリストで管理していましたが、何度も挫折しました。その経験から、失敗の原因は3つに集約されます。
「いつやるか」が決まっていない
ToDoリストに「ブログ記事を書く」と書いても、いつやるかが曖昧なまま1日が過ぎていきます。仕事から帰ってきて「さて、やるか」と思っても、疲れていて後回しにしてしまう。これがToDoリスト最大の弱点です。
タスクが大きすぎて手がつかない
「ブログ記事を1本書く」というタスクは、実際には構成を考え、リサーチし、執筆し、画像を選び、入稿するという複数の作業の集合体です。大きすぎるタスクは「何から始めればいいかわからない」状態を生み、結果として先延ばしになります。
終わらないリストが自己嫌悪を生む
ToDoリストは終わらなかったタスクが翌日に繰り越されます。毎日「今日もできなかった」という感覚が積み重なり、モチベーションが削られていきます。筆者もこのパターンで3回ほど副業を中断した経験があります。副業で挫折しやすいパターンについては「副業初心者がやりがちな7つの失敗パターンと解決策」でも詳しく解説しています。
【実体験】タイムブロックで副業が続くようになった理由
タイムブロックで副業が続く理由とは、意志力に頼らず「仕組みで動ける」状態を作れるからです。筆者がToDoリストからタイムブロックに切り替えた実体験をお話しします。
ToDoリスト時代の失敗
副業を始めた当初、毎晩「明日やること」をリストに書いていました。「記事を1本書く」「案件に応募する」「リサーチする」。でも翌日、本業が終わって帰宅すると疲れて何もできない。リストだけが溜まっていく毎日でした。
タイムブロックへの切り替え
あるとき、「やることを決める」のではなく「やる時間を決める」ことに変えました。朝5:30に起きて、出勤前の車内で6:30〜7:30を副業タイムとしてブロック。この1時間だけは何があっても副業に使うと決めました。
すると不思議なことに、「やるかやらないか」を迷わなくなりました。時間が来たら始める、ブロックが終わったらやめる。それだけです。朝活の具体的なルーティンについては「副業サラリーマンの朝活ルーティン完全ガイド」で詳しく紹介しています。
10年続いた最大の理由
タイムブロックの最大のメリットは、「今日はやらなくていい時間」も明確になることです。ブロック外の時間は罪悪感なく家族との時間やリラックスに使えます。これがあるから10年間続けられました。副業と本業の両立については「副業と本業を両立する時間管理術」もあわせてご覧ください。
週間タイムブロックの設計テンプレート
週間タイムブロックの設計テンプレートとは、曜日ごとに副業の作業時間と内容をあらかじめ決めておくスケジュール表のことです。以下に、筆者が実際に使っている平日・休日のモデルを公開します。
平日モデル(副業時間:約1.5時間/日)
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6:30〜7:30 | 記事執筆 | 案件リサーチ | 記事執筆 | 提案文作成 | 記事執筆 |
| 12:15〜12:30 | ネタ出し | SNS投稿 | ネタ出し | SNS投稿 | 振り返り |
| 20:30〜21:00 | (予備) | (予備) | (予備) | (予備) | (予備) |
ポイント:朝のブロック(6:30〜7:30)がメインの副業タイム。昼休みの15分はスマホでできる軽作業。夜の30分は「できたらやる」程度の予備枠です。
休日モデル(副業時間:約3時間/日)
| 時間 | 土曜 | 日曜 |
|---|---|---|
| 6:30〜8:00 | 記事執筆(集中) | OFF |
| 10:00〜11:30 | リサーチ・構成作成 | OFF |
| 13:00〜14:00 | 案件応募・提案文 | 家族の時間 |
ポイント:日曜は完全OFFにしています。休む日を決めることで、土曜に集中できます。副業を長く続けるためにモチベーション管理も重要です。詳しくは「副業のモチベーションが続かない人へ|7つの仕組み化テクニック」を参考にしてください。
タイムブロックを成功させる5つのコツ
タイムブロック成功のコツとは、無理なくスケジュールを定着させるための具体的な工夫のことです。テンプレートを作っただけでは続きません。以下の5つを意識してください。
ブロックは最小30分から始める
いきなり2時間のブロックを作ると、ハードルが高すぎて続きません。最初は30分のブロックを1日1つだけ作りましょう。慣れてきたら徐々にブロックを増やしていくのがコツです。
ブロック内のタスクは1つだけにする
「6:30〜7:30:記事執筆+リサーチ+SNS投稿」のように詰め込むと、結局何から手をつけるか迷います。1ブロック=1タスクを徹底しましょう。タスク管理の具体的な方法は「Notionで副業を管理する方法」で解説しています。
予備ブロックを必ず入れる
急な残業や家族の予定でブロックが潰れることは必ず起きます。週に2〜3コマの「予備ブロック」を入れておけば、潰れた分をカバーできます。予備ブロックが使われなかったら、自由時間にすればOKです。
日曜日は完全OFFにする
毎日やろうとすると、1日休んだだけで「もうダメだ」と感じるリスクがあります。あえて完全OFFの日を作ることで、残りの6日間に集中できます。筆者は日曜を完全OFFにしています。
金曜の夜に翌週のブロックを設計する
毎朝「今日は何しよう」と考えるのは時間と意志力の無駄遣いです。金曜の夜に翌週1週間分のブロックをまとめて設計しましょう。週末に10分かけるだけで、翌週は迷わず動けます。
ポモドーロテクニックとの併用で集中力を最大化
ポモドーロテクニックとは、25分間集中して5分休憩を繰り返す時間管理法のことです。タイムブロックと組み合わせることで、ブロック内の集中力をさらに高められます。
タイムブロック×ポモドーロの使い方
たとえば1時間のタイムブロックの中で、ポモドーロを2セット(25分作業+5分休憩×2)回す形です。
- 6:30〜6:55:ポモドーロ1回目(記事の見出し作成)
- 6:55〜7:00:休憩(ストレッチ・水分補給)
- 7:00〜7:25:ポモドーロ2回目(本文執筆)
- 7:25〜7:30:振り返り(今日の進捗をメモ)
この方法なら、1時間のブロックで実質50分の集中作業ができます。「25分だけ」と思えば、取りかかるハードルもぐっと下がります。
おすすめのポモドーロアプリ
スマホのタイマーでも十分ですが、専用アプリを使うと記録も取れて便利です。
- Focus To-Do(無料):ポモドーロ+タスク管理が一体化
- Forest(有料):集中すると木が育つゲーミフィケーション型
- TickTick(無料):タスク管理+ポモドーロ+カレンダー連携
よくある質問(FAQ)
Q. タイムブロックとスケジュール管理の違いは何ですか?
一般的なスケジュール管理は「会議」「アポ」など決まった予定を入れるものです。タイムブロックはそれに加えて、「副業」「リサーチ」「休憩」など自分の裁量で使える時間もすべてブロックとして確保する点が異なります。空白の時間を作らないことで、ダラダラ過ごす時間がなくなります。
Q. 予定通りにいかないときはどうすればいいですか?
予定通りにいかないのが普通です。大事なのは「ズレたら調整する」こと。予備ブロックを使ってカバーするか、翌日にスライドさせましょう。完璧にこなす必要はありません。7割実行できていれば十分です。
Q. タイムブロックはどのツールで管理するのがおすすめですか?
Googleカレンダーが最もおすすめです。色分けで「本業」「副業」「プライベート」を視覚的に区別でき、スマホからもすぐ確認できます。より高度な管理がしたい場合はNotionもおすすめです。
Q. 副業初心者は1日何時間ブロックすべきですか?
最初は1日30分〜1時間のブロックを1つだけ作りましょう。慣れてきたら昼休みや夜に15〜30分のサブブロックを追加していく形がおすすめです。いきなり2時間以上のブロックを作ると挫折の原因になります。
Q. タイムブロックを始めてどれくらいで効果を実感できますか?
1週間で「迷わず作業に入れる」感覚が得られます。2〜3週間続けると習慣化し、ブロックの時間になると自然と作業モードに入れるようになります。筆者の場合は3週間目から「タイムブロックがないと落ち着かない」と感じるようになりました。
まとめ:タイムブロックで「やれなかった」をなくそう
タイムブロックは、忙しいサラリーマンが副業で成果を出すための最も現実的な時間管理法です。
- ToDoリストが失敗するのは「いつやるか」が決まっていないから
- タイムブロックなら「時間が来たら始める」だけで続けられる
- 平日は朝1時間+昼15分、休日は3時間、日曜は完全OFF
- 1ブロック=1タスク、予備ブロックを必ず入れる
- ポモドーロと併用すればブロック内の集中力もアップ
- 金曜夜に翌週のブロックを10分で設計する
筆者は高卒・スキルなしから、タイムブロックを武器に副業10年で年間7桁を達成しました。大切なのは「いつやるか」を決めること。それだけで「やれなかった」が「やれた」に変わります。
まだ副業を始めていない方は「副業の始め方完全マニュアル」から、すでに始めている方は今日から1つ、30分のタイムブロックを作ってみてください。